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熊野磨崖仏

熊野磨崖仏は豊後高田市田染にあります。ここは山香町の山鹿温泉風の郷から5Kほどの場所にあります。
そこで一回見たいと思っていた磨崖仏を見に行ってきました。
熊野磨崖仏は国指定史跡国指定重要文化財になっています。磨崖仏が出来たのは藤原末期だと記されています。入り口で200円を払い登りだしましたが、ここはすごい石段が待っています。途中までは歩きやすい坂道ですが途中の鳥居をくぐると乱積みの石段でその坂の急なことはかつて経験したことのないような石段です。
鬼が一夜にして99段の石段を積んであと1段の石を担ぎ上げようとしたときに熊野権現がコケコッコウと鶏の鳴きまねで朝が来たことを告げると、鬼は一晩で100段の石段を築けなかったことで逃げて行ったという伝説があります。
この石段をようやく登り終えた左手に岸壁に掘った大日如来の磨崖仏と20メートルほど離れた場所に不動明王の姿があります。いづれも高さは7~8メートルの大きなものです。
不動明王はふつう憤怒の形相ですがここの不動明王は優しい顔をしています。
顔ははっきりしていますが胸から下は風雨にさらされて剥落したのか定かではありません。
しかし、昔の人はこのような険しい場所によくぞこのような磨崖仏を彫ったものだと感心します。
まあ一回行って見ておく場所だと思いました。
胎蔵寺は入り口にあるお寺ですがここの仁王様もなかなかいい顔をしています。
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by hirose580 | 2010-08-27 17:32 | その他
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